女性の方へ

自分のことを後回しにしがちな女性こそ、
しっかりとご自身の健康と向き合う時間が大切です。

女性の身体は年齢に応じて体型が変化するようにかかりやすい病気も変化します。
当院では受診者様が安心できる心地よい空間づくりを心がけ丁寧な対応で受診者様をお迎えします。

女性のための特別コース

レディースドックはスタンダードな人間ドックの検査項目に女性特有の病気について調べる項目を加えたコースです。
さらに甲状腺機能障害や骨粗鬆症など女性に多い疾患にも対応しています。
婦人科の検査は女性の医師、技師、スタッフが行いますのでご安心ください。

検査項目一覧

診察
内科診察
身体計測
身長・体重・体脂肪率・腹囲・BMI
一般検査
血圧・脈拍数
眼科検査
視力・眼圧
聴力検査
標準純音聴力検査
尿検査
蛋白・糖・潜血・pH・沈渣・比重・
ウロビリノーゲン
循環器検査
眼底(両眼)・安静心電図
呼吸器検査
胸部X線(デジタル1方向)
消化器検査
*胃部X線(デジタル撮影)・便潜血(免疫法)
骨粗鬆症検査
骨密度測定
乳がん検査
問診・乳房超音波検査・
マンモグラフィ(2方向)
子宮がん検査
問診・内診・子宮頚部細胞診(直接採取)・
経膣エコー検査
一般血液検査
赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値・
赤血球恒数(MCV・MCH・MCHC)・
白血球数・血清鉄・UIBC
肝機能検査
総蛋白・アルブミン・A/G 比・総ビリルビン・
AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GT(γ-GTP)・
ALP・LAP
脂質検査
総コレステロール・HDLコレステロール・
LDLコレステロール・non-HDLコレステロール・
中性脂肪・LDL/HDL比
腎機能検査
尿素窒素(BUN)・クレアチニン・eGFR
膵機能検査
血清アミラーゼ
糖尿病検査
血糖・HbA1c
痛風検査
尿酸
腫瘍マーカー検査
CEA・AFP・CA125(女性)
甲状腺検査
FT3・FT4・TSH
リウマチ検査
RF(定量法)
血液型検査
ABO式・Rh式(初回のみ)

*胃部X線検査は上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)へ変更可能です。その際、差額の[¥5,000+税]が別途必要となります。

レディースドックに含まれる
婦人科項目

腫瘍マーカー検査 (CA125)

卵巣がんで特に上昇する腫瘍マーカーです。卵巣・子宮の良性疾患や子宮内膜症などでも上昇します。

乳房超音波検査

乳房に超音波を当てて乳腺の変化や腫瘤の有無を調べます。痛みもなく乳腺組織が発達している40歳未満の方に有用です。

マンモグラフィ検査

乳房のレントゲン写真を撮影し触診ではわからない小さな腫瘤や病変を調べます。特に乳がんに関係する微細な石灰化の発見に大変有用です。

子宮頚部細胞診

子宮の入り口である子宮頚部の細胞を採取して検査します。採取した細胞の中にがん細胞やがん細胞になりかけているものがないか顕微鏡で観察します。

経膣エコー検査

超音波を発するプローブを膣内に挿入し、子宮や卵巣の大きさ、子宮筋腫などの腫瘤がないか調べます。

甲状腺ホルモン検査

血液中の甲状腺ホルモンの値(FT3、FT4、TSH)を測定して甲状腺のはたらきや異常を調べます。甲状腺の病気は女性に多いため注意が必要です。

骨密度測定検査

かかとの骨に超音波を当てて骨の密度(骨量)を測定する検査です。女性は閉経時期になるとホルモンの変化により骨密度が急激に低下しやすくなります。定期的に骨密度を測定することが大切です。

マンモグラフィ検査と乳房超音波検査どっちを受診すればいいの?

乳がん検診として推奨されているのは「マンモグラフィ検査」です。
ですが年齢や乳房の状態によってはマンモグラフィに適していない方もいらっしゃいます。
マンモグラフィ検査と乳房超音波検査についてご理解のうえ、ご自身に適した検査を受診ください。

マンモグラフィ検査と超音波検査の違いはなんですか
マンモグラフィ検査は乳房のレントゲン撮影のことで、乳房内の微細な石灰化を検出することに優れています。乳房を薄く伸ばして撮影するため多少の痛みを伴う場合があります。また、X線検査のため妊娠中の方(またはその可能性のある方)は検査を受けることができません。
超音波検査は高周波の音波を用いて乳腺の変化や腫瘤がないかを調べます。音波による検査のためどなたでもご受診いただけます。
マンモグラフィ検査と超音波検査どちらを受けるべきですか
年齢や乳腺の状態によりおすすめの検査が異なります。
マンモグラフィ検査は乳腺が脂肪へと変化する40代以上の方に推奨されています。しかし、乳腺状態には個人差があり、40代以上の方でも高濃度乳腺*の方は病変が隠れてしまいわかりにくくなることがあります。
一方超音波検査はどなたでもご受診いただけますが、細かな石灰化の発見には不向きです。
上記はあくまでも目安です。両方の検査をご受診いただくことをおすすめします。
妊娠中(またはその可能性のある方)や授乳中の方は、通常の乳腺の状態と異なりますので、お申し込み時にご相談ください。※高濃度乳腺(デンスブレスト)とは
乳腺内に脂肪がほとんどない状態で、マンモグラフィ検査では乳腺全体が白く塊りのように映ります。乳がんなどの乳腺腫瘤も白く映るため、背景の白さの程度により腫瘤が分かりにくくなるという問題があります。
50歳以上
マンモグラフィ(1年〜2年に1回)
40歳以上
マンモグラフィ(1年~2年に1回)またはマンモグラフィ(1年~2年に1回)+超音波検査(毎年)
30歳以上
セルフチェックを月に1度行いましょう。検査を受ける際は超音波検査をおすすめします。
20歳以上
セルフチェックを月に1度行いましょう。

第1度近親者(親子、姉妹)に乳がんの方がいる場合

マンモグラフィ(毎年)+乳房超音波検査(毎年)

まずは月に1度ご自身でセルフチェックを行い、乳房の状態を把握しておきましょう。
検査の際にも、今後の検査の受け方をご相談いただければアドバイスさせていただきますので
お気軽にご相談ください。